問題を解決しなくても幸せでいい|生きづらさを抱えたままの生き方
「問題を解決しないと、幸せになれない」
僕は長い間、そう思っていました。
完璧主義を治さないと。
HSPの敏感さをなんとかしないと。
ネガティブ思考を直さないと。
すべての問題を解決していったら、やっと幸せになれるんだと。
でも、ある日気づいたんです。
問題を解決しなくても、今この瞬間は幸せでいい。
今日は、僕の人生を変えるきっかけとなったこの考え方について、お話しします。
「解決したら幸せになる」という思い込み

多くの方が、こんな風に考えているのではないでしょうか?
「完璧主義を治したら、楽になれる」
「HSPじゃなくなったら、人生が楽しくなる」
「この問題が解決したら、幸せになれる」
そんな、僕もそうでした。
自己啓発の本を何冊も読んで、カウンセリングにも行って、いろんな方法を試しました。
「自分を変えなきゃ」と必死でした。
変わらなかった現実
どんなに頑張っても、完璧主義は治らない。
HSP特性は消えない。
ネガティブ思考も相変わらず。
そして思ったんです。
「一生このまま変わらないなら、僕は一生幸せになれないのか?」
その答えが「YES」だとしたら、あまりにも辛すぎますよね。
気づいた瞬間
ある日、子どもたちと遊んでいる時でした。
その日も、離婚問題のことで頭がいっぱいで、メンタルは最悪。
妻は僕が休みの日は朝から夜中まで家にいないので、副業、家の掃除、子どものお世話を1人でこなすことを余儀なくされています。
HSPの僕は、完璧主義も相まって、疲れ切っていました。
でも、子どもが笑いながら走ってきて、「お父さん、一緒に遊ぼう!」って言ってくれた。
満面の笑みで楽しそうに。
その瞬間、ふと思ったんです。
「あ、今この瞬間は幸せだ」
問題は何も解決していない。
離婚問題も、HSPの敏感さも、完璧主義も、全部そのまま。
でも、今この瞬間、子どもと笑っている僕は、確かに幸せでした。
そこで、もしかして?と気づきが起こったんです。
問題と幸せは、同時に存在できる

「問題があっても幸せは感じられる」
そして、「幸せを感じていた方がお得」
これが、僕の人生を変えた気づきです。
問題があっても、今この瞬間は幸せでいい。
問題と幸せは、同時に存在できるんです。
従来の考え方
従来の考え方は、こうでした。
「問題を解決する → 幸せになれる」
つまり、幸せは「問題解決の先」にあると思い込んでいます。
問題がある限り、幸せにはなれない。
この考え方だと、問題が解決するまでずっと不幸のままです。
そして、この不幸オーラをまとっていると、幸せはどんどん遠のいていく。
新しい考え方
でも、新しい考え方はこうです。
「問題がある → でも今この瞬間は幸せでいい」
問題は問題として存在する。
でも、今この瞬間の幸せは、問題とは別のところにある。
離婚問題があっても、子どもと笑える。
HSPで疲れやすくても、BBQは楽しめる。
完璧主義でも、30%の出来で満足できる。
問題を抱えたまま、幸せになることは可能とうことです。
と、いうより、不幸に振り回されているのはもったいない。
不幸の神様の思う壺。
なんというか、そんな感覚になっていきました。
脳科学で見る「今この瞬間」の力

実は、これには脳科学的な根拠もあります。
脳は「今」しか生きられない
脳科学では、「人間の脳は今この瞬間しか体験できない」ことが分かっています。
過去は記憶の中にしかなく、未来は想像の中にしかない。
実際に体験できるのは「今」だけです。
ちょっと難しい話ですが、
- 過去の失敗を思い出して落ち込むのは「今の脳」
- 未来の不安で苦しむのは「今の脳」
- 今この瞬間の幸せを感じるのも「今の脳」
どれも「今」起きていることと考えてみてください。
「今」を選べる
ということは、「今」何を感じるかは、ある程度選べるということです。
問題があっても、今この瞬間に意識を向ければ、小さな幸せを見つけることはできる。
温かいコーヒーを飲んでいる。
窓から気持ちいい風が入ってくる。
好きな音楽が流れている。
問題は何も解決していないけど、今この瞬間は確かに幸せです。
「解決思考」から「共存思考」へ

僕は、この考え方を「解決思考から共存思考へのシフト」と呼んでいます。
解決思考とは
解決思考は、こんな考え方です。
「問題を解決しないといけない」
「変わらないといけない」
「治さないといけない」
問題を「敵」だと思って、戦おうとする。完璧に解決するまで、幸せになってはいけないと思ってしまう。
共存思考とは
共存思考は、こんな考え方です。
「問題はあるけど、今は幸せでいい」
「変わらなくても、このままでいい」
「治さなくても、楽しめる」
問題を「共存するもの」だと思って、受け入れながら生きていく。
問題があっても、幸せになることを許してあげる。
楽になる理由
共存思考に切り替えると、こんな風に楽になります。
「完璧主義を治さなきゃ」→「完璧主義のままでも、今日のBBQは楽しめる」
「HSPを治さなきゃ」→「HSPのままでも、静かな場所なら楽しめる」
「ネガティブ思考を直さなきゃ」→「ネガティブでも、今この瞬間は笑える」
問題を解決するプレッシャーから解放されて、今を楽しむことに意識を向けられるようになります。
そして、実は、この先の考え方もあります。
その考え方を身につけると、もっと楽に生きられるようになります。
それについては、また今度お話ししますね。
実践:30%ルール

僕が実際にやっている方法を一つ紹介します。
それが「30%ルール」です。
30%ルールとは
「今日は30%できればOK」と決めること。
100%を目指さない。
30%で満足する。
それ以上できたらラッキー。
なぜ30%なのか
30%という数字には、実は意味があります。
0%だとやる気が出ない。
でも100%は高すぎる。
50%でも、完璧主義の人には「もっとできるはず」と思ってしまう。
30%なら、「これならできそう」と思えて、実際にやってみたら「あれ、意外とできた」となる。
そして、30%のつもりが50%、70%とできてしまうこともある。
でも大事なのは、「30%でOK」と自分に許可を出すこと。
僕の体験
僕は毎日この30%ルールを使っています。
「今日のブログは30%でいい」
「今日の家事は30%でいい」
「今日の育児は30%でいい」
そう決めると、不思議と楽になって、結果的にもっとできたりします。
そして、できたことだけを数えるようにしています。
できなかったことは気にしない。
これを思い出した時に思い出しただけ続けたら、明らかにメンタルが楽になりました。
まとめ:問題を抱えたまま、人生を楽しもう
今日お話しした内容をまとめます。
問題を解決しなくても、今この瞬間は幸せでいい。
問題と幸せは、同時に存在できます。
解決思考から共存思考へ。
問題を解決する代わりに、問題と共存しながら、今を楽しむ。
そのための1つの方法が、30%ルール。
完璧を目指さず、30%できればOKと自分に許可を出す。
これができるようになると、人生がすごく楽になります。
完璧じゃない自分も、問題を抱えた自分も、それでいい。
今この瞬間、小さな幸せを感じられたら、それで十分です。
