手帳が続かない人へ。10冊挫折したHSPが唯一続けられた方法
「今年こそは手帳を続けよう!」と決意して手帳を買ったものの、気づくと白いページばかり…そんな経験はありませんか?
こんにちは、さつきしゅうとです。
実は僕、手帳を10冊以上買っては挫折を繰り返していました。
「手帳を使えば人生が変わる」
「時間管理ができるようになる」
そんな言葉に惹かれて、毎年のように新しい手帳を買ってはいましたが、いつも途中で挫折してを繰り返していました。
ところが、HSPの特性を理解して、自分に合った方法を見つけてからは、気楽に続けられるようになったんです。
同じように手帳で挫折した経験があるけど、せっかくだから続けたいと思っている方に、僕の失敗と成功の体験をお伝えしたいと思います。
なぜ手帳が続かないのか?よくある失敗パターン

手帳が続かないのは、あなたのせいではありません。
HSPなどの特性と手帳術の相性を理解することから始めましょう。
完璧主義が生む「手帳へのプレッシャー」
僕が手帳を続けられなかった最大の理由は、完璧主義でした。
SNSやYouTubeで見る美しい手帳を見て、「自分もこんな風に書かなきゃ」と思い込んでいたんです。
- 毎日書く
- 字は丁寧に、レイアウトは美しく
- 決めたフォーマットは守る
- 空白のページを作ってはいけない
- 予定と実績を必ず照らし合わせる
これらのルールは、一見素晴らしいもののように思えます。
でも、HSPの僕には重すぎました。
HSPは「正しくやりたい」という気持ちが強い傾向があります。
手帳も「正しい使い方」をしなければという思いが強くなりすぎて、それがプレッシャーになってしまうんです。
ある日、字が汚く書いてしまった時、「こんな汚い手帳じゃダメだ」と思って、そのまま使うのをやめてしまったことがあります。今思えば、とてももったいないことでした。
他人の手帳術を真似して失敗する理由
「この手帳術で人生が変わりました!」という投稿を見ると、つい真似したくなりますよね。
僕も色々な手帳術を試しました
- バレットジャーナル
- マンスリー+ウィークリー併用法
- 時間軸手帳術
- ライフログ記録法
- 目標管理手帳術
どれも素晴らしい方法でしたが、僕には合いませんでした。
なぜかというと、これらの方法は「その人の生活パターンや性格に最適化されたもの」だからです。
朝型の人の手帳術を夜型の人が真似しても、無理が生じてしまいます。
HSPの場合、特に注意が必要なのは「調子の波」です。
一般的な手帳術は「毎日同じペースで継続する」ことを前提にしていますが、HSPは日によってエネルギーレベルが大きく変わります。
調子が良い日は詳しく書けるけれど、疲れている日は最低限しか書けない。
この波を「サボり」や「意志の弱さ」と捉えてしまうと、挫折につながってしまうんです。
HSPと手帳の相性|なぜ一般的な方法が合わないのか
HSPの特性と一般的な手帳術の間には、いくつかのミスマッチがあります。
深く考えすぎる特性とシンプル手帳術の相性
HSPは一つのことを深く考える傾向があります。
でも、多くの手帳術は「シンプルに」「要点だけ」「短時間で」ということを推奨しています。
僕の場合、「今日の振り返り」を書こうとすると、どうしても長文になってしまいます。
「もっと簡潔に」と思うのですが、一度エンジンがかかって、考えれば考えるほど書きたいことが増えてしまうんです。
感受性の高さと記録の重み
HSPは感情を深く感じるため、その日あった出来事を手帳に書く時も、感情が強く動きます。
嬉しいことがあった日は詳しく書きたくなるし、辛いことがあった日は思い出したくないから避けてしまう。
この感情の波に手帳の習慣が振り回されてしまうことがよくありました。
完璧主義と継続のプレッシャー
「一度始めたら続けなければ」という思いが強いのもHSPの特徴です。
1日書き忘れただけで「あ、サボってしまった。もうダメだ」と思ってしまったり、単語だけのスカスカなページができてしまったら「こんな手帳では意味がない」と投げ出してしまったり。
継続することが目的になってしまい、本来の「人生を豊かにする」という目的を見失ってしまっていたような気がします。
転機となった「ほぼ日手帳」との出会いと気づき

10冊の挫折を経験した僕が、なぜ再チャレンジしたほぼ日手帳だけは続けられたのか。
その理由を詳しく解説します。
大学生の頃にほぼ日手帳を使ったのですが、書くことがなさすぎて挫折しました笑
ほぼ日手帳を選んだ4つの理由
実は、ほぼ日手帳を選んだのは偶然でした。
書店で手に取った時に、なんとなく「これなら続けられそう」と直感的に感じたんです。
後から振り返ると、この直感には4つの理由がありました。
1. 自由度の高さ
1日1ページという大胆な設計。
罫線も最小限で、何を書いても良いという自由さがありました。
「こう使わなければいけない」という縛りがないことが、僕にはとても魅力的でした。
2. 遊び心
ほぼ日手帳には、ページの下に名言や豆知識が書いてあります。
この遊び心が、手帳を開くことを楽しくしてくれました。
「今日はどんな言葉が書いてあるかな?」という小さな楽しみができたんです。
3. 「適当でもサマになる」デザイン
紙の質感や色合いが、多少雑に書いても味があるように見えてしまう絶妙なデザインでした。
完璧に書けなくても、それなりに見えることで、プレッシャーが大幅に軽減されました。
4. HSPの感性に馴染む雰囲気
これは説明が難しいのですが、ほぼ日手帳全体から感じる「ゆるさ」や「優しさ」が、僕の感性にとても合っていました。
手帳を開く度に、ほっとするような安心感がありました。
「自由度の高さ」がHSPに与える安心感
ほぼ日手帳の最大の特徴は、その自由度の高さです。
この自由さが、HSPの僕に大きな安心感を与えてくれました。
ルールがないという安心
従来の手帳には、暗黙のルールがたくさんありました。
- 月曜日から始める
- 時間軸に沿って予定を書く
- 枠からはみ出さない
- 決まった項目を埋める
でも、ほぼ日手帳にはこうしたルールがありません。
何を書いても、どう書いても、いつ書いても良い。
この自由さが、HSPの「正しくやらなければ」というプレッシャーを和らげてくれました。
調子の波に対応できる柔軟性
HSPは日によってエネルギーレベルが大きく変わります。
調子が良い日は詳しく今日あったことや感じたことを書く。
普通の日は予定と簡単な出来事だけ書く。
疲れている日は一言だけ、または何も書かない。
この変化を「サボり」ではなく「自然な波」として受け入れられるようになったことで、手帳との関係が劇的に改善しました。
創造性を発揮できる喜び
ルールがないということは、自分なりの使い方を自由に考えることができるということです。
僕は日によって
- 日記のように感情を書く日
- スケジュールだけの日
- アイデアをメモする日
- 絵や図を描く日
- 読んだ本の感想を書く日
この多様性が、手帳を開く楽しみを生み出してくれました。
従来の手帳術からの意識転換ポイント
ほぼ日手帳を使い始めて、手帳に対する考え方が根本的に変わりました。
「管理ツール」から「対話ツール」へ
以前は手帳を「時間や予定を管理するツール」として考えていました。
でも今は「自分自身と対話するツール」として使っています。
手帳に書くことで、自分の気持ちを整理したり、アイデアを発展させたり、その日の出来事を客観視したり。
手帳が単なる記録から、思考を深める場所に変わりました。
「継続」から「関係性」へ
「毎日続ける」ことよりも、「手帳との良い関係を築く」ことを重視するようになりました。
時には1週間書かない日があっても、「また書きたくなった時に戻ってくればいい」と思えるようになりました。
この気持ちの変化が、逆に継続につながったのは不思議です。
「完璧」から「等身大」へ
美しい手帳を作ることより、等身大の自分を記録することを大切にするようになりました。
疲れている日は汚い字でも良いし、嬉しい日は感情的な文章でも良い。
その時の自分をそのまま受け入れる場所として、手帳を使うようになりました。
ほぼ日手帳が気になった方は、こちらからAmazonでのラインナップをご覧いただけます。
実践編|HSPでも続く手帳術の具体的な方法

明日から実践できる具体的な手帳の使い方をお伝えします。
続けるための3つのポイント
僕が実際に続けられている理由を3つのポイントにまとめました。
1. 見返す習慣を作る
手帳は「書きっぱなし」になりがちですが、たまに見返すことで価値が倍増します。
僕は思い立った時に、前の週のページをパラパラと見返すようにしています。
すると「あ、この時こんなこと考えてたんだ」「この悩み、もう解決してる」という発見があって、とても面白いです。
見返すことで、自分の成長や変化に気づけるし、忘れていた大切なことを思い出すこともあります。
2. なんでも書いていい
手帳は「予定を書く場所」だと思われがちですが、僕は何でも書いています。
- 今日やりたいこと
- 今の気持ち
- 今日できた小さなこと
- 今日あった良かったこと
- 未来の夢や事業計画
- ふと思いついたアイディア
- 読んだ本の感想
- 子どもたちとの会話
予定だけでなく、感情や思考も一緒に記録することで、手帳が自分だけの小さな世界になります。
3. 綺麗に書かなくてもいい
これは最も重要なポイントです。
以前の僕は「手帳は綺麗に書くもの」と思い込んでいました。
でも今は、字が汚くても、レイアウトが崩れても全く気にしません。
大切なのは「書くこと」であって「綺麗に書くこと」ではないと気づいたからです。
書こうと思った時に書いて、書いたことで少しでも頭が軽くなったり、心が楽しくなったりしたら、それで大成功。
そのくらい気楽に考えています。
実際に書いている内容と書き方のコツ
具体的に、僕がどんなことを書いているかご紹介します。
ただ、ここで紹介することの大前提は、「やる気が出た時に」です。
朝の記録(5分程度)
- 今日の気分(星5つで評価)
- 今日やりたいこと(3つくらい)
- 今の天気と季節感
朝はエネルギーが高いので、前向きなことを中心に書きます。
「やりたいこと」は「やらなければいけないこと」ではなく、純粋に「やりたいこと」を書くのがコツです。
昼間のメモ(思いついた時)
- ふと思ったアイデア
- 面白かった会話
- 気になったニュース
- 子どもたちの可愛い発言
昼間は短いメモが中心。スマホに書くこともありますが、後で手帳に転記することもあります。
夜の振り返り(10分程度)
- 今日できたこと(小さなことでもOK)
- 今日の良かった出来事
- 明日に向けての気持ち
- その他、気になったこと
夜は1日を振り返る時間。
ネガティブなことも書きますが、最後は前向きなことで締めくるようにしています。
書き方のコツ
- 時系列にこだわらない 思いついた順番で書いてOK。
- 箇条書きを活用 長文で疲れた時は、箇条書きで簡潔に。
- 絵や図も取り入れる 言葉で表現しにくい時は、簡単な絵や図も描きます。
- 感情を表す記号を使う ☆(嬉しい)、△(微妙)、↑(やる気UP)など。
あくまでも、書くこと自体を楽しむことが本当に大切です。
挫折しそうになった時のリカバリーアイディア
どんなに気楽にやっていても、時には「もう書きたくない」と思う時があります。
そんな時のリカバリー方法をご紹介します。
1. 1行だけでもOKルール
何も書く気になれない時は、「今日は疲れた」の一言だけでも書くようにしています。
完全に空白にしてしまうと「サボった」感が強くなりますが、一言でも書けば「記録した」ことになります。
この小さな達成感が、翌日のモチベーションにつながります。
2. 過去のページを見返す
書く気になれない時は、過去の楽しかった日のページを見返します。
「あの時は楽しく書けていたな」「こんなことがあったんだな」という気持ちになると、自然とまた書きたくなることが多いです。
3. 手帳の場所を変える
いつもと違う場所で手帳を開くことで、新鮮な気持ちになることがあります。
カフェ、公園、お風呂上がりのベッドなど、場所を変えるだけで気分が変わることがあります。
4. 「完璧な明日」を期待しない
「明日からはちゃんと書こう」と思わないことが大切です。
明日も今日と同じように、書ける範囲で書けばいい。
そのくらい気楽に考えることで、プレッシャーを減らすことができます。
5. HSPの波を受け入れる
調子の悪い時期があるのは自然なこと。
そんな時は「今は充電期間」と考えて、無理に書こうとしなくても大丈夫です。
エネルギーが回復したら、また自然と書きたくなります。
まとめ:完璧じゃなくても価値がある手帳ライフを
手帳は「完璧に使いこなすもの」ではなく、「自分らしく楽しむもの」です。
特にHSPの方は、感受性の豊かさや深く考える特性を活かして、他の人とは違った手帳の楽しみ方ができるはずです。
僕は今でも完璧な手帳ユーザーではありません。
書かない日もあるし、汚い字で書く日もあります。
読み返したとしても、何を書いたか自分自身でも読み取れないページもあります。
でも、そんな不完全な手帳だからこそ、等身大の自分が記録されていて、見返すたびに愛おしく感じます。
手帳で挫折した経験があるあなたも、ぜひ「ゆるく続ける」を試してみてください。
きっと手帳が、もっと身近で楽しいパートナーになると思います。
あなたらしい手帳ライフが見つかりますように。
